無線インフォメーションはお互い良く知った選手とコーチでやりとりを行ったほうがいいと思います.
スタート前にコース途中にいるコーチから無線で情報(インフォメーション)をもらうのが現代アルペンスキーではスタンダードな戦略だと思います.コースの荒れや難しい箇所の状況など,とても貴重な情報を得ることができます.またスタート前の選手はどうしてもナーバスになってしまうことが多いので,ポジティブな表現でインフォメーションを上げるのが一般的だと思います.
インフォメーションでの適切な言葉の表現,知りたい情報は選手によって異なると思います.コーチは選手毎の性格をよく把握し,選手によって言葉を使いわけるべきだと思います.一方,インフォメーションはどうしてもコーチの主観的で曖昧な言葉の情報になってしまいます.選手側もコーチの表現のクセを掴んでおいたほうがいいと思います.お互いを良く知った選手とコーチでインフォメーションのやりとりを行ったほうがいいと思います.なお,スタート地点にはチーム毎にたくさんの無線が置かれています.周りの無線の音を妨げないよう,無線の音量は大きくし過ぎないほうがいいと思います.
2022/01/06