腰高では重心が高くなるし,膝を使ってバランスが取れなくなります.上半身を垂直に立てて,しっかりとした「くの字」姿勢で重たい頭をスキーから離さないようにして,内倒しないようにすることが重要です.また,「くの字」姿勢は,外側の骨盤を下げて,外足を雪面に押し付けてしっかり荷重するためのにもとても重要です.
くの字姿勢はターンマキシマムで取るべき姿勢です.ターン前半のターンの捉えでくの字姿勢をとってしまうと,動作が横方向が主体となり,速いスキーが出来なくなってしまいます.ターン前半は上体をフォールライン方向に伸ばして,身体全体で長い軸を作るべきです.
2020/04/07